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駆け込みたいとき ~いやしの里
[ご案内] いやしの里の宿泊は、現在お休み中だそうです。09年の秋を目処に、宿泊場所を増やした形で再開なさるとのこと。詳しくは島さんまでお問い合わせください。(09年6月23日)
一面水色の海と、だだっ広い畑や松林。海風を吸い込みながら気持ちの良い風景を抜けると、今度は景色が山の様相を帯びて来ます。少し登るともうそこが「いやしの里ともしび」金沢方面から車で向かうと、海と山の風景を抜けてたどりつく場所。石川県羽咋郡志賀町の自然の中にある築百年の古民家で、島さんという女性が長い年月でたどりつかれた場所です。
彼女自身が、ひとりきりで地獄のようなところから抜け出して来られたサバイバー。つらい時期を得て、あの頃の彼女と同じようにつらい思いをなさっている方の力になりたいという思いで、この場所で心のケアをはじめたばかり。接した方が泣き顔から笑顔に戻られるように、幸せになってくださるようにと、時間を見つけては少しずつ修理をし、広々とした空間を作りあげたそうです。
とっても田舎です。テレビもないし、スーパーもコンビ二もない、自然しかないような場所。お散歩するのもとても気持ちがいいし、島さんの畑で一緒に土をいじるのもあり。お料理上手な島さんに、お料理を教えてもらうのもあり。昔ながらの木造のお家で、中に入るとひんやりとして、しんとして、まるで時間が止まったみたい。不思議と穏やかな気持ちになる場所です。寝転がって、一日中本を読んでいたいような、日常から解放された空間。
「ここに来たら、とにかく好きなようにしてほしい。ありのままの自分で居てほしいの。」
「でも島さん、吐いてもいいんですか?」
「いいの、いいのよ。自然の、からだにいいものを食べて、吐いてもまたからだにいいものを食べればいいの。」
「とにかく、しんどくて苦しい気持ちをとことん聞いてあげたい。でも、話したくなかったら話さなくていいのよ。何にもしたくなかったら、何にもしなくていいのよ。」
ここで民宿を始める前からも、島さんに救われた方は多いようです。何度でも、何度でも、決して突き放すことなくとことん話を聞くという島さんの力が、人の心を癒していくのでしょう。そしてこの静かでしんとした古民家と、大自然。
お話をお聞きした後、散歩に出かけました。ぽつぽつと民家が並ぶ土の道。片側にはしんとした林。しばらく歩くと、目の前に突然、だだっ広い風景がパッと開けました。草と土がどこまでも続く平原と、それを囲うようにそびえる遠くの山々…。肩の力が、一瞬で抜けてしまったように、しばらくそこに立ち尽くしまいました。
「わたしも、一人でつらかった。砂漠で水を求めるように乾いた心でおられる方に、水をあげたいの。何もかもさらけだせる所が一つでもあったら、また立ち上がって明日に向かって歩き出せるはず。こころと体を、癒しに来てください。」
能登空港、七尾駅、和倉駅まで来られたら車でお迎えに行きますとのこと。お車の方はお電話で詳しい場所を教えてくださいます。
宿泊は一泊5,000円程度をこころざしで。要予約で、原則お一人5泊までです。
最後に島さんのご家族紹介です。木彫りづくりにハマッているだんなさん(島さんいわく、ちょっとピンボケのサラリーマンだそうです)と、老犬のワンちゃん(ラブちゃん)、それからネコのおやこ、路路(ロロ)と百々(モモ)。ラブちゃんとお散歩にでかけるのも、いいですね。
(文・取材 あかりメンバーいづ)
いやしの里
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| 〒925-0383 石川県羽咋郡志賀町大笹10-5 | |
| 0767-38-8838 |
